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リオ五輪:競泳競技 個人メドレーの基礎知識
オリンピックで行われる競技種目「個人メドレー」についての基礎知識を紹介します。
■ どんな競技?
◎ 試合人数
競泳競技の種目のひとつで、個人で記録を競います。
◎ 概要
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順でそれぞれ同じ距離を連続して泳ぎ、200mまたは400mの合計タイムを競います。種目である泳法全てを1人で通して行うこの種目は、選手の総合力や万能性が求められます。個人メドレーは競技中に泳法が変わる事が最大の特徴です。
◎ 主なルールと禁止行為
泳法が変わるターンの際はその泳法のゴールタッチのルールが適用されます。たとえば、背泳ぎから平泳ぎに移るターンの際、壁にタッチする以前に仰向けの姿勢を崩してしまえば失格となってしまいます。
■ 勝負の決着方法
審判による「Take your marks」の合図で、スタート台前方に足の指をかけスタートの姿勢を取り、スタートの合図があるまで静止した状態で待ちます。合図があるまでに動いた場合は失格となります。1度でもフライングをすると失格です。号砲が鳴ったらプールに飛び込み、規定の区間を規定の泳法を用いてゴールを目指し、タイムの短い者またはチームから順位がつけられます。
◎ 予選ラウンド
各組ごとに8人ずつで泳ぎ、タイムを競います。全員が泳ぎ終わった時点での上位16名が準決勝へと進みます。
◎ 準決勝ラウンド
準決勝でも各組8人ずつで泳ぎ、タイムを競います。全員が泳ぎ終わった時点での上位8名が決勝へと進みます。
◎ 決勝ラウンド
準決勝で残った8人で泳ぎ、入賞者を決定します。
■ リオオリンピックでの日本人注目選手
リオオリンピックでの注目選手は、まず男子の萩野公介選手ですよね!ロンドンやその後の世界大会での活躍から、今大会は金メダルへの期待がかかります。女子では清水咲子選手が注目選手です。2016年のコナミオープンで日本新記録を樹立し、優勝したことから好調であることが伺えます。日本人女子としてはシドニーオリンピックの田島寧子選手以来のメダルも期待されます。
■ 世界における個人メドレー
マイケル・フェルプス選手(アメリカ)は、2008年の北京オリンピックにおいて200m、400m共に金メダルを獲得し、水泳競技全体で8冠を達成しました。また、メドレーでは200mで歴代2位、400mで世界記録を保持しています。2012年のロンドンオリンピックでフェルプス選手は、200m個人メドレー 金メダルを獲得したものの、400m個人メドレーで4位とメダルに届かず。フェルプス選手はリオオリンピックが自身のファイナルレースだと明言しており、注目したいところです。
■ 参考
・公益財団法人日本水泳連盟 公式ホームページ
・個人メドレー - Wikipedia
(著&編集:nanapi編集部)
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