VR技術がどんどん身近になり、ユーザーも手軽にVR体験ができるようになりました。それにともない、VRを支えている技術も向上し、開発者たちのイベントや勉強会が開かれるようになっています。8月には開発者のイベント「VR Hackathon Asia 2016」が中国・北京で開催されます。

■ Hackathon（ハッカソン）とは？

Hackathonとは、hack（ハック）とmarathon（マラソン）の2つの言葉を足した造語であり、開発者たちが自分の技術力とアイデアを競い合うイベントです。他の参加者とチームを組み、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行います。さらにサービスを作って終わりではなく、プレゼンを行い、最も支持を集めたチームが優勝となります。Hackathonは、ただ開発者たちがチームを組んでサービスを作る目的以外にも、企業が参加者を集めて自社のサービスや製品に役立つアイデアを募るために行うこともあります。

■ VRで盛り上がる中国・北京で開催

北京で開催されるVR Hackathon Asia 2016は、VR技術の向上や製品の促進を目的に行われます。期間は8月26日（金）18時から22時にキックオフが行われ、8月27日（土）、28日（日）の2日間で開発に取り組む予定です。また、多くの支持を集めた開発者には賞金が贈られます。中国は非常にVRに対する関心が高く、イベントも開催され、とても賑わっています。

■ VRを支えるデベロッパーたち

さまざまなVRコンテンツが日本でも続々と登場し、スマートフォンさえあればVRを体験できるようになりました。こうしたVRを身近に感じられるのも多くのデベロッパーたちが日夜、技術を磨いている結果です。VRが今後さらに発展していくためにも、デベロッパーたちが技術を磨ける場を企業も含めた多くの団体が提供できるようになると素晴らしいですね。

（image by PEXELS）
（著：nanapiユーザー・のこりうどん 編集：nanapi編集部）