はちみつの資格「はちみつマイスター」を運営する一般社団法人「日本はちみつマイスター協会」は、最もおいしいはちみつを選ぶコンテスト「第2回ハニー・オブ・ザ・イヤー」を開催し2016年7月29日（金）から31（日）までの3日間はちみつの審査を行いました。最優秀賞の「ブルガリアンローズハニー」は、希少なブルガリアンローズから採れた貴重な蜂蜜です。主催の日本はちみつマイスター協会によると、殺菌力の高いはちみつは世界の大学病院の医療現場で治療に用いられるほど、効能が認知されているとのこと。日本でもはちみつの良さの認知度を上げるために活動しているそうです。

■ はちみつは美味しいだけじゃなく体にも良い

日本はちみつマイスター協会が提案しているように、はちみつの魅力は味だけではありません。はちみつには様々な長所があるのです。

◎ ブドウ糖で素早く疲労回復

はちみつに多く含まれるブドウ糖は、体の中で分解されず直接栄養として吸収されます。さらに、はちみつには疲労回復に必要なたんぱく質やミネラルといった栄養が含まれています。はちみつに含まれる栄養が、疲労回復効果を高めてくれることが期待できます。

◎ 抗酸化作用による老化防止

老化の原因として、体内に活性酸素が増えることが挙げられているそうです。はちみつの持つ抗酸化作用は活性酸素を除去する役割があるため、老化防止に役立つと言われています。

◎ はちみつに含まれる栄養分が脳の発育を促す

はちみつは脳の活性化に必要なブドウ糖・果糖・ビタミン類・ミネラルといった栄養分を全て含みます。そのため子供の脳の発育や、年配の方の脳の活性化が期待できます。また、はちみつマイスター協会によると

＞ はちみつと砂糖のカロリーを比較すると 砂糖384kcal/100g, はちみつ294kcal/100gと90kcalも少なく糖度はほぼ同じです。（はちみつマイスター協会）

と砂糖に比べてはちみつはカロリーが低いため、子供のおやつに取り入れれば脳の発達を促しカロリーオフになります。

※ 1歳未満の乳児は「乳児ポツリヌス症」を引き起こす危険があるため、与えないよう注意。

■ はちみつは高い保湿力があり美容効果が高い

はちみつはビタミンが豊富に含まれており保湿力も高いため、多くの美容効果が期待できます。

◎ 高い保湿・保水力

はちみつでパックを行うと肌がもちもちとして保湿・保水効果があります。理由としては、はちみつは空気中の湿度を吸い込む吸湿性があり肌の水分を逃がさず、パック中も空気中の水分を集めるためと言われています。

◎ ビタミン類が大活躍

はちみつには豊富なビタミン類が含まれています。ビタミン類は肌のキメを整えて、皮脂分泌を調整し殺菌と抗菌でニキビ予防にも期待できます。また、ビタミンCがメラニンの発生を抑えてシミやしわの防止に役立ちます。

■ 日本はちみつマイスター協会おすすめの美容レシピ

はちみつの底力が分かってきましたね。ここで、はちみつのプロが集まる日本はちみつマイスター協会が提案するおすすめの美容レシピを2つご紹介します。

◎ 「クレイパック」で明るい肌に

肌のくすみを抑えてワントーン明るい肌を目指すなら、はちみつとクレイで作るクレイパックがおすすめです。

【材料】
・ウイキョウはちみつ・・・・・・・・大さじ1
・フレンチクレイホワイト・・・・・・大さじ3
・精製水 ・・・・・・・・・・・・・・・20ml
（はちみつマイスター協会）

【作り方】
・1. ボウルに大さじ1の精製水を入れ、ウイキョウはちみつを入れて溶かします。
・2. 残りの精製水をいれ、フレンチクレイホワイトを入れてよく混ぜて、
・3. 洗顔した顔に塗ります。
・4. 5〜6分して洗い流します。
・5. 残ったパックはふたのついた容器に入れ、冷蔵庫などに保管、早めに使い切りましょう。
（はちみつマイスター協会）

◎ あらゆる肌トラブルの味方「マヌカクリーム」

あらゆる肌トラブルに効果が期待できる優秀アイテム。日焼け止めの効果もあります。

【材料】
・オーガニックホホバオイルバージン・・20g
・ミツロウ・・・・・・・・・・・・・・3g
・マヌカはちみつ・・・・・・・・・・・2g
・精製水・・・・・・・・・・・・・・・15ml
・ローズウッド・・・・・・・・・・・・2滴
・ローズマリー・・・・・・・・・・・・2滴
・ラベンダー・・・・・・・・・・・・・2滴
・ゼラニウム・・・・・・・・・・・・・1滴
・二酸化チタン・・・・・・・・・・・・1g
・二酸化亜鉛・・・・・・・・・・・・・2g
（はちみつマイスター協会）

【作り方】
・1. ビーカーなどにミツロウとホホバオイルを入れ湯せんで溶かします。
・2. 1のオイルの粗熱が冷めたらマヌカはちみつ、エッセンシャルオイルを入れよくかき混ぜます。
・3. 2がだんだん固まってきたら少量を別の容器に取り二酸化チタンと二酸化亜鉛を入れ静かに混ぜます。
・4. 3がしっかり混ざったら2の中に戻し更に良く混ぜ保存容器に移します。
（はちみつマイスター協会）

■ はちみつの効能を知って体調や美容の悩みを解消しよう

美味しいだけじゃなく、疲労回復や美容効果が期待できるはちみつ。詳しく効能を知って、これからの食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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（著：nanapiユーザー・LS2016 編集：nanapi編集部）