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夏に外遊びする子供には麦わら帽子を!熱中症対策に最適の理由とは?
真夏の外遊びに欠かせないものといえば、帽子です。最近でも強い日差しの中、外遊びをしている子供たちを見かけます。そのとき気になるのが、帽子をかぶっていない子供たち。帽子は、熱中症を予防するために大切な役割を持っています。夏に外で遊ぶときには、きちんと帽子をかぶったほうがいい理由をご紹介します。
■ 帽子が熱中症予防になる理由
熱中症というのは、体温が上昇することで体内の神経やさまざまな器官が正常に働かなくなってしまうことで起こる症状ですが、長時間強い日差しをあたり続けることも熱中症になる原因の1つです。とくに頭の部分に直射日光を浴び続けてしまうことが、良くないといわれています。帽子をかぶることで、頭の部分に直射日光が当たるのを防ぐことができますので、熱中症予防になるというわけです。
■ 麦わら帽子をかぶろう
帽子なら何をかぶってもいいと思っていませんか?それは大きな間違いです。まず、黒い帽子は避けましょう。黒い色は熱を吸収する働きがあるので、黒い帽子をかぶっていると頭の部分に熱を吸収してしまい、逆に熱中症になりやすくなります。色で選ぶのであれば、白、または薄めの色を選びましょう。
次に、つばが大きめのものを選びます。前の部分だけだと、顔の部分は日陰になりますが、首の部分が直射日光にさらされてしまいます。首には、頭につながる大きな血管が通っています。首の部分を温めてしまうことで、必然的に頭も温まってしまい、熱中症になる可能性があります。できれば、首の部分、または360度つばがついているものを選びましょう。
そして、大切なのが通気性に優れているかどうかです。フェルト素材や皮素材など、通気性が悪く熱がこもりやすい帽子はかえって熱中症になる可能性が高いです。通気性の良い素材の帽子を選びましょう。以上のことを総合的にみて、もっとも夏の外遊びにふさわしい帽子は、麦わら帽子です。昔ながらの麦わら帽子が、実は1番熱中症にならない工夫がされていたんですね。
■ 帽子で蒸れるときには工夫を
いくら麦わら帽子や通気性のいい帽子をかぶっていても、近年はとても暑いですよね。帽子をかぶっている部分が暑くなると、子供は嫌がって帽子が嫌いになってしまうこともあります。そんなときは、少し工夫をしましょう。暑がるときは、日陰で帽子を一度はずして、空気を入れましょう。それから、帽子を濡らしてあげるというのもいいでしょう。水にぬれた帽子は冷たくて気持ちいいです。子供が帽子を暑がるようなら、ぜひ試してみてください。
■ おわりに
夏といっても、子供は外で遊びたいものです。それに付き合うお母さんは大変ですが、子供が熱中症にならないように、十分に様子を見てあげましょう。帽子をかぶるだけでは、100%熱中症を防ぐことはできません。水分を摂ったり、休憩をしたり、長時間遊ぶことは避けるなど、大人のほうがしっかりと管理してあげましょう。
(image by amanaimages)
(著:nanapiユーザー・いかくん 編集:nanapi編集部)
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