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2016年9月 3日更新

アドラー心理学の基礎知識「承認欲求」は捨てて「貢献感」を得よう!

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心理学の分野でアドラー心理学が注目されていますが、そもそもアドラー心理学ってなんだろう?今さら聞けないと思っている方も多いはず…。

■ 嫌われる勇気って何?

2013年12月に発売された『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え』により、一躍有名になったアドラー心理学ですが、その考え方には承認欲求というものが書かれています。承認欲求とは「他者の評価を気にしている」ということ、「他者から認められたい」深層心理のことを指しています。ということは…つまり、他者の期待に応えるために生きていると考えてしまいがちになるということに結び付きます。

◎自分らしく生きるためのヒント

究極のことを言えば、承認欲求を満たし他人の承認を獲得しつづけるということは、「他人の評価を気にしすぎて、結局他人の人生を歩むことになる」とアドラー心理学では考えています。そこで、アドラーは「課題の分離」を提唱しています。「自分の課題」「他者の課題」をしっかり見極めて線引きすること。自分で解決できることが自分の課題で他人が感じ操作出来ないことは他人の課題と切り分けます。例を挙げると「将来の夢を語るべきか」を判断するのは「自分の課題」ですが、「それを聞いてどう感じるか」は「他者の課題」であって、自分では操作することが出来ません。

結果、相手の承認を得るということは、相手が考えることであって自分では操作出来ない。ということは、他者の評価をばかり考えすぎず、時に嫌われることを怖れないで、承認されないかもしれないということを受け止めなければ、自分らしい生き方を貫くことはできず、自由にはなれないということです。

■ 承認欲求を捨てて「貢献感」を持とう

承認欲求は他人からの評価で決まるものだとお伝えしましたが、「貢献感」は他人の評価ではなく、自分がどれだけ他者の役に立っていると思えるかという基準で物事を考えます。つまり、「人は誰しも存在することに意義があり、人のために貢献しているということを自分の主観で実感することが出来れば、相手の承認など得なくてもいい」という考え方なのです。

◎「共同体感覚」を大切にしよう

アドラーは自分が感じて自分が操作できることに注力して、他人が感じる操作出来ない部分をどうにかしようとしないことで、楽に生きる方法を提案しています。ですが、無条件に誰にでも貢献したいとは思わないはずです。それが「共同体感覚」を大切にすることに繋がります。他者を仲間だと感じられ、自分の居場所があると実感できることで相手に貢献しようという気持ちが芽生えるとしています。

■ 結局はどういうことなのか…

相手という感情のあるものの評価を気にするのではなく、自分が主体的に相手にどれだけ貢献しているか、という価値基準で捉えることで相手の基準に振り回されずに、自分らしく生きることが出来るということを伝えようとしています。相手の承認を得ようとせず、自分の中での「貢献感」に置き換えていくこと。自分自身の根本的な考え方の改善が必要です。なかなか実行することは難しいですが、徐々に考え方に慣れていくことで自分らしく生きられるようになっていきますよ。

(image by 足成)
(著:nanapiユーザー・LS2016 編集:nanapi編集部)



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【元記事】アドラー心理学の基礎知識「承認欲求」は捨てて「貢献感」を得よう!
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