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江戸時代から美人水として親しまれる「へちま水」!作り方も紹介
手作りのオーガニック化粧品が注目される中で、おすすめなのは昔から親しまれているへちま水!オーガニックという概念がなかった頃から親しまれている化粧水なんです。さっぱり使えてべたつきなし!優しい使い心地で、パシャパシャとたっぷり使いたい人にぴったりなへちま水。今回はそんなへちま水の美容効果や簡単な作り方を紹介します。
■ 江戸時代から親しまれている美人水
へちま水は江戸時代ですでに化粧水として親しまれ、「美人水」と呼ばれるほどだったと言います。江戸城の大奥女中の化粧水として献上されていたと伝えられていて、そのころからへちま水の力はお墨付きでした。
■ へちま水は保湿効果に優れた天然化粧水
ツルを切って直接へちまから水分を採取するへちま水。実は保湿効果や美肌効果がつまった優秀な天然化粧水なんです。
◎ 高い保湿効果
へちまに含まれる多糖類のペクチンには、高い保湿効果があります。サラサラなつけ心地なのに、ペクチンのおかげでお肌をしっとり保湿してくれます。
◎ 抗炎症作用で肌荒れ防止
へちまに含まれるサポニンには抗炎症作用があり、日焼けや肌荒れを元の状態に戻そうとする力があります。肌荒れ改善に効果が期待できます。
◎ 皮膚の活性化
サポニンの効能は抗炎症作用だけではありません。皮膚細胞の活性化を促してくれるので、お肌の新陳代謝が高まります。その結果、肌のターンオーバーが促され、美肌に近づけてくれます。
■ 作り方はツルを切ってペットボトルに差し込むだけ!
地上50cmほどのところでへちまのツルを切り、切り口を容器に差し込んでおくとへちま水が貯まります。家庭菜園などでへちまを栽培している方は試してみてください。
◎ 必要なもの
・よく洗ったペットボトルまたは口の狭い瓶
◎ へちま水の採りかた
・茎の根元から50~60cmほどのツルを斜めに切る
・切り口についている土は水でキレイに落とす
・切り口を容器の口に差し込む
・容器の口はごみが入らないように アルミホイルでふさぐ
以上です。貯まり具合をチェックして容器を入れ替えるようにしましょう。そのままでも使えますが、にごりやすくなるため気になる方はろ過したりへちま水を1分ほど沸騰させると良いでしょう。冷蔵庫に入れて保管し、1週間ほどで使い切るようにしてください。
■ 昔からの知恵を取り入れて美人肌に
保湿成分が高く美肌に近づけてくれるへちま水。昔から親しまれるオーガニックな天然化粧水の力を試してみませんか?
(image by amanaimages)
(著&編集:LiRu編集部)
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