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デリケートゾーンの洗い方って?かゆみや臭いを防ぐ"正しいケア講座"
デリケートゾーンのにおいやかゆみのトラブルを抱えた女性は案外多いものです。誰かに相談することもなかなかできず、ひとりで悩んでしまうことも。デリケートゾーンの洗い方が間違っていることが、においやかゆみの発生原因となっていることも多いようです。ここでは、デリケートゾーンの正しい洗い方を解説します。
■ トラブルの原因って?
◎ 高温多湿な環境
デリケートゾーンは身体の中央部にあるため体温が高く、汗をかきやすい環境にあります。また衣服に覆われて風通しが悪いため、臭いやムレもこもってしまいがちです。
◎ 複雑な形
女性の外性器はヒダや凹みなどが複雑に入り組んでいて、洗い残しが出やすい部位。知らず知らずのうちに、恥垢といわれるおりものの汚れや尿の汚れがたまりやすくなっています。
◎ アポクリン腺から臭いが発生しやすい
デリケートゾーンにはアポクリン腺という汗腺が多くあります。アポクリン腺は脇の下にも多く分布していますが、ここから出る汗は臭いの原因となるため、どうしても臭いが気になりやすくなっています。これらの原因にひとつひとつ対処するには、毎日正しく洗って清潔にすることが重要。けれど、間違った洗い方がトラブルを招いていることもあるのです。
■ デリケートゾーンの洗い方
洗い方の基本を押さえて、トラブルを未然に防ぎましょう。
◎ しっかり石鹸を泡立てる
デリケートゾーンは傷つきやすい粘膜でできています。直接指でゴシゴシこすると腫れや痛みの原因となるので、石鹸の泡をクッションにして優しく洗いましょう。石鹸は刺激の弱いものがオススメ。デリケートゾーン専用の石鹸も販売されているので、そちらを活用するのもよいでしょう。
◎ ヒダや凹みを前から後ろに洗う
肛門には大腸菌などの雑菌が付着しているので、それらがデリケートゾーンに入り込まないよう、前から後ろに向かって洗っていきます。ヒダや凹みの構造を指でそっと確認するように、しっかりと洗いましょう。
◎ よく洗い流す
ヒダの内部などに石鹸が残っていると深刻なかぶれの原因となったり、臭いが発生したりします。ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
■ 気をつけて!NGな洗い方
◎ 膣の中まで石鹸で洗ってはダメ
膣の内部には常在細菌が存在し、膣内を酸性に保つことで外部からの菌の侵入を防いでいます。石鹸で中まで洗うことによって、これらの細菌の正常なバランスが崩されてしまい、膣の抵抗力が弱まって炎症などを起こす恐れがあります。
◎ 洗いすぎ注意
デリケートゾーンは粘膜でできています。少しの刺激でも粘膜が傷ついたり、赤く腫れたりする原因となってしまいます。汚れが気になるからといって、1日に何度も洗うのはやめましょう。
■ 正しい洗い方でいつでも快適に
デリケートゾーンを清潔に保つことは大切ですが、気にしすぎて洗いすぎても逆効果となります。正しい洗い方を守ってキレイに保ち、いつもでも快適な環境になるよう整えておきましょう。
(image by PIXTA)
(著&編集:LiRu編集部)
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・【元記事】デリケートゾーンの洗い方って?かゆみや臭いを防ぐ"正しいケア講座"