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2016年10月 4日更新

【厳重注意】加齢臭をまき散らしてしまう、危険な7つの習慣

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年齢を重ねるにつれ気になる加齢臭。よく「おじさん臭い」とか「枕カバーに加齢臭が…」なんて話を聞きますが、そもそも加齢臭のメカニズムを知らない人も多いはず。毎日シャワーを浴びて衣類も洗って清潔には気を配っているはずなのに、なぜか加齢臭が出てしまう厄介な悩み。いったい何が原因なのでしょうか。そこで今回は、加齢臭の原因と対策、避けたほうがいい生活習慣についてポイントをご紹介したいと思います。ぜひ参考にして、体臭予防に役立ててみてはいかがでしょうか。

■ 加齢臭とは?

そもそも加齢臭とは、体内が酸化することで生じる老化現象の一種です。30代半ばから40代を境目に加齢臭が発生しやすくなるため、"おじさん臭い"と言われてしまうわけです。しかし、加齢臭は男性に限った現象ではなく女性も同じ。アラフォー以上の全ての男女に可能性があり、原因を放っておくと加齢臭を防ぐことはできません。

年齢を重ねると体内で過酸化脂質が発生しやすくなり、それがパルミトオレイン酸(脂肪酸)と結びつくことでノネナール(皮脂が酸化して発酵)へと変化した臭いが加齢臭です。ところが最近は、乱れた食事や生活習慣の影響で20代の男女でも同じ現象が起きるケースもあるようで、もはや加齢臭は"おじさん・おばさん"だけの問題ではありません。加齢臭を防ぐためには体内でノネナールをつくり出さないように防ぐ必要があり、毎日の食事や生活習慣に気を配りながら予防することがポイントです。

■ 加齢臭を消す・防ぐ対策は?

加齢臭の原因であるノネナールは、「パルミトオレイン酸」と「過酸化脂質」が結びつくことで発生するため、この2つを体内に蓄積しないようにするのが加齢臭対策の基本。パルミトオレイン酸は脂肪の多い食品に含まれており、とくに脂質が目立つ加工食品は要注意です。たとえば、サラミやベーコン、ウインナーやプロセスチーズなど要注意。ほかにも、脂肪分の多い牛肉もパルミトオレイン酸を体内で増加させる原因になってしまいます。つまり、脂肪分の多い食品を日頃から摂取している人は加齢臭が出やすくなるのです。

さらに、過酸化脂質も加齢臭対策にとって重要なポイント。体内に活性酸素を取り込むと過酸化脂質が増えやすくなり、パルミトオレイン酸の働きを強くしてしまいます。活性酸素は紫外線を浴びたり不健康な生活習慣だったり様々な要因により体内で発生しますが、とくにストレスや喫煙、寝不足や運動不足、不規則な生活リズムやバランスの悪い食事など好ましくありません。体内の「活性酸素を"消す"栄養素」=「高酸化作用が期待できる食品」を摂ることで過酸化脂質を抑制し、ストレス解消や有酸素運動などで体内環境を整える必要があります。加齢臭をつくり出すノネナールの発生を防ぐためには、パルミトオレイン酸と過酸化脂質を体内から取り除くことが重要なポイントなので覚えておきましょう。

■ 加齢臭の原因になる危険な7つの習慣

◎ <朝食でファストフードを食べることがある>

基本的にファストフードは脂肪分の多い加工食品。パルミトオレイン酸だけでなく過酸化脂質の発生を強くするおそれがあるので要注意です。理想的な朝食は、野菜を中心に脂肪分の少ない鶏肉などのタンパク質を摂取するのがオススメ。

◎ <日頃から1日8本以上はタバコを吸う>

不健康の代表が喫煙。習慣的にタバコを吸う人は体内に活性酸素も溜まりやすく、酸化の原因や過酸化脂質の発生を促進しているので危険です。1日8本以上と書きましたが、実際は1日1本吸うだけでも悪い影響があります。

◎ <脂っこい食べものを好む傾向がある>

食生活で脂肪分の多い食品や食材のバランスが大きくなると体内でパルミトオレイン酸が増えてしまう原因になります。また、偏った食事は活性酸素を蓄積する原因にもなるため、野菜や果物などバランスよく食べることが重要。

◎ <就寝時間が不規則で寝不足や夜ふかしすることがある>

睡眠は体内環境や体内リズムを整える役割があり、ストレス緩和や自律神経の調整、体力回復や体の機能など健康を保つ大切な時間です。規則正しい睡眠ができない人は、活性酸素も溜まりやすくなり過酸化脂質を増やす原因をつくってしまいます。

◎ <ストレスを感じやすくイライラする性格である>

実は活性酸素と深い関係があるストレスの蓄積。イライラしたりストレスを溜めたりすると活性酸素の働きを強くしてしまうおそれがあるので、定期的なストレス解消も忘れずに!

◎ <運動不足がちで積極的に体を動かさない>

ジョギングやウォーキング、ストレッチやヨガなど適度な有酸素運動を心がけることで活性酸素を体内から追い出す役割があり、汗をかくことでストレス発散や血行促進にもつながり脂肪酸を排出する効果が期待できます。

◎ <汗をかいても拭かない・着替えないのはNG>

汗をかくと毛穴が不衛生になり発酵した状態。その結果、アンモニア臭が加齢臭と混ざり合い"嫌な臭い"になってしまう原因。汗をかいたらデオドラントで拭いて皮膚を清潔に保つのが基本。汗をかき過ぎたときは着替えるのも体臭予防のマナー。ただし、渇いたタオルでゴシゴシ汗を拭くのはダメ。皮脂がバリアを張り皮膚を守ろうとするため、余計に皮脂が分泌されて臭いの原因になります。タオルで拭く際は少し湿らせて、こすらず皮膚をポンポンと押すように優しく拭くのがポイントです。

■ 加齢臭は伝染する?

本人に原因がなくても、加齢臭は伝染する可能性もあります。たとえば、本人がタバコを吸わなくても家族の誰かが喫煙して、その煙(副流煙)を近くで吸えば体内で活性酸素が発生する原因になるおそれも…。また、汗が染み付いた衣類と一緒に洗濯すると臭いが感染(うつ)る場合もあり、それが原因となって加齢臭のような臭いを発しているケースもあるので要注意。洗濯物は放置せず、なるべく早めに洗うのが鉄則。そうすれば汗が染み付いた衣類と一緒に洗っても汗や臭いが分解されやすくなるので伝染する問題も防げます。

そして最大の問題が、食生活について。自分一人なら好きなようにメニューを決めることができますが、夫婦や家族など同じメニューで食事する場合は注意が必要です。脂肪分の多い献立が中心の家庭はバランスよく野菜をメニューに取り入れるよう心がけ、パルミトオレイン酸や過酸化脂質を予防することが大事ですね。何も知らずに当たり前のように同じメニューを食べていて、気づけば加齢臭の原因になっているパターンも意外と多いんですよ。積極的に食生活に気を配りましょう!

■ 毎日の習慣で加齢臭を防ぐ!

今回は加齢臭の原因と対策を4つのポイントでお話しましたが、加齢臭は"おじさん・おばさん"だけに限ったことではなく、20代の男女にも関係する体質の問題です。乱れた生活習慣や食事が加齢臭を発生させる原因になりやすく、知らず知らずのうちに不快な臭いを他人に与えているかもしれません。毎日の習慣を見直し、加齢臭を発生させない予防が大切。心当たりがある人は、さっそく今日から参考にしてみてはいかがでしょうか。体臭はイメージや印象にも影響する大事な問題なので、加齢臭を放っておくのは自分にとってマイナスです。しっかりとポイントをおさえて、加齢臭の予防に役立ててくださいね。

(image by photoAC)
(著:nanapiユーザー・tamucan 編集:nanapi編集部)



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