ホットヨガを始めるにあたって、ホットヨガがどれくらいのカロリーを消費するのか気になるところですね。ここでは、ホットヨガの消費カロリーと、ホットヨガのダイエット効果について詳しくご紹介します。

■ ホットヨガでどれくらいのカロリーを消費できる？

◎ 1時間のホットヨガの消費カロリーは300～350kcal

ホットヨガの消費カロリーは1時間のレッスンで、300～350kcalと言われています。「300～350kcal」という、数字だけで見ると少なく感じるかもしれません。しかし、常温のヨガでは200～250kcalと言われているので、ホットヨガの方が効率的にカロリーを消費できることがわかります。多く汗をかくだけでなく、暑いスタジオ内で体を柔軟に動かせるようになるので、ヨガのポーズがとりやすくなり、効果も大きくなるのです。

◎ ホットヨガで有酸素運動

また、ホットヨガを行うと大量の汗をかきますが、これは暑いスタジオ内にいるからというだけではなく、有酸素運動をしたことによる発汗効果でもあります。有酸素運動は、体内に多くの酸素を取り込むことで、酸素と一緒に糖質と脂肪を燃焼させる効果があります。体重を減らすためには筋肉を増やして代謝を上げるだけでなく、マラソンに代表されるような有酸素運動を一緒に行うとより効果的になります。

■ そもそもどうすれば痩せられるか

1kg痩せるためには7000kcal消費しなければならないといわれています。人が痩せるためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があるので、一見するとホットヨガだけでは消費カロリーが少ないと思われがちです。20代女性の平均的な体型の方の基礎代謝量は1120kcalです。この基礎代謝量より摂取カロリーが増えると太ってしまうので、1日の基礎代謝量の範囲内でカロリー摂取を心がけなければなりません。ホットヨガ 1 時間の消費カロリーと比べるととても大変そうに思えますが、ホットヨガは「痩せやすく太りにくい体」を作ることができるので、継続して通えば、確実にダイエット効果を発揮します。

◎ 消費カロリーを増やす

ホットヨガは、スタジオ内の温度を38℃、湿度65%の環境でヨガ行うと自然と筋肉が鍛えられます。続けていくうちに筋肉量が増えて基礎代謝量が上がり、脂肪の燃焼を促します。また、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、ダイエット効果を期待できます。ホットヨガ1時間のレッスンでは、300～350kcalですが、レッスンによって消費カロリーの量は異なります。アクティブな動きの多いレッスンは、ヨガベーシックよりも運動量が増え、カロリーの消費量が高くなります。

■ ヨガの呼吸法でリラックスできる

ヨガは、腹式呼吸が基本です。口を閉じて鼻呼吸に意識を向けると、深呼吸したときと同じようなリラックス効果を得られます。また、腹式呼吸しがらヨガのポーズを取れば腹筋が鍛えられ、基礎代謝アップにつながりますし、背筋を伸ばして呼吸を続けていくと、自然と姿勢が良くなっていきます。なお、正しい呼吸法はレッスンの冒頭でインストラクターから指導がありますので安心してレッスンを受講しましょう。

■ ダイエット以外の効果

カロリーの消費量に関係なく、どのレッスンにおいても大量の汗を共に老廃物を排出することでデトックス効果を得られます。基礎代謝を上げる効果も十分期待できるので、ぜひ一度体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか？

◎ ホットヨガの効果まとめ

・ホットヨガの消費カロリーは300～350kcal
・有酸素運動と筋力を鍛える相乗効果でダイエット効果抜群
・アクティブ系のレッスンでは300～350kcalを上回ることも
・ヨガの呼吸でリラックス効果

（image by 写真AC）
（著：nanapiユーザー・ホト美 編集：nanapi編集部）