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2016年10月28日更新

お賽銭を投げ入れると縁起悪い?!神社の正しい参拝の仕方&マナー

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みなさんは神社にお参りに行くことはありますか?恋愛成就に交通安全、合格祈願に厄除けなど…普段からお参りによく行くという人もいますが、大体は初詣か近くに来たついでにお参りしておこうなんて人が多いのではないでしょうか。そんなとき、不安になるのが参拝のマナー。お参りは形式よりもその心が大事ですが、自分の参拝の仕方が間違ってないかなど、不安な状態ではきちんとお参りができないですよね。神社は、神様のいる神聖な場所です。神様に会うのに恥ずかしくないマナーをしっかり身につけましょう。

■ 参拝に行く前の準備

神社へ参拝に行く日が決まったら、できれば前日から心を静かに落ち着かせておきましょう。神社の境内は、神の領域とされていますので、心身ともに清めて、邪心を持っていかないようにしましょう。参拝時の服装に特に決まりはありませんが、あまり露出の多いものや派手すぎるものは好ましくありません。「神様に会いに行く」という気持ちで服装を選べば、おのずと落ち着いた格好をしたくなるのではないでしょうか。たとえば、伊勢神宮の正式な参拝では、正装であることを求められるそうです。仏教に対する信仰心の篤いタイでは、露出の多い服装では建物に入ることを止められることさえあります。暑い国なので、観光客はノースリーブや短いスカート、ショートパンツの人も多いのですが、ショールを巻いたり着替えを求められます。日本ではそこまで厳しいことは少ないですが、心置きなく参拝をするには、きちんとした格好でお参りするのが望ましいですね。

■ 参拝の順番

それでは、参拝のマナーを手順を追って見ていきましょう。

◎ 1:参道の歩き方

神社に入るには、まず入り口である鳥居をくぐることになります。大きい神社には、複数の鳥居があることがあります。これらの鳥居は、一番外側から「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」と順番になっていますので、できれば一の鳥居から順にくぐっていくのが良いですね。鳥居は結界を意味していますので、鳥居をくぐる前に「お参りにきましたのでお通しください」という気持ちで軽く会釈をして通らせて頂きます。これは、人様のおうちに上がらせてもらうときと同じようなものなので、このときには、帽子やサングラスなども外したほうが良いですね。また、真ん中は神様の通り道なので、少し端に寄って通るようにしましょう。鳥居をくぐった後に続く参道も同様で、真ん中は避けて歩くようにしましょう。

◎ 2:手水の仕方

参道を進んでいくと、まず"手水舎"があります。読み方は「てみずや、ちょうずや、てみずしゃ、ちょうずしゃ」どれでも良いようです。ここで手と口を清めるのですが、やり方がわからない、面倒だからという理由でスルーしてしまう人もいるのではないでしょうか。覚えてしまえばとても簡単なので、ぜひ参拝の際には手水で清めて、さっぱりとした気持ちでお参りに臨みましょう。このときの"清め"というのは、表面的な汚れではなく、"外界から神様の領域へ入るためにけがれを落とす"という意味があります。

【手水の手順】
1. 柄杓(ひしゃく)を右手で持ち、水をすくい、左手にかけて清める。
2. 柄杓を左手に持ち替えて、右手に水をかけて清める。
3. 再び柄杓を右手に持ち、左手に水を少しためて口に含む。
4. 軽く口をすすいで、左手で口元を隠しながら水を吐き出す。
5. もう一度左手に水をかけて清める。
6. 最後に、柄杓を立てて水を伝わせて柄の部分を清める。
7. 柄杓を伏せて元の場所に戻す。

以上が手水の手順です。水は何度も汲み直すことのないよう、できるだけ一杯目の水で全ての手順を行うようにします。

◎ 3:参拝の仕方

さて、手水で清めたらいよいよ参拝です。参拝するところには、賽銭箱があり、上部に大きな鈴が下がっています。参拝にも順番がありますので、順番を忘れて慌てないように落ち着いて行いましょう。

【参拝の手順】
1. 軽く一礼をして、お賽銭を賽銭箱に入れる
2. 1回鈴を鳴らす(邪気を払い神様にお参りに来たことを伝える)
3. 真ん中は避け、右か左に寄って、深い礼(90度)を2回する。
4. 胸の前で手を合わせ、右手を少し下にずらし、2回拍手をする。
5. 右手を元に戻し、手を合わせて祈念する。
6. 深い礼を1回する。
7. 最後に、軽く一礼して下がる。

以上が一般的な順番ですが、3番、4番、6番目の「二礼二拍手一礼」は、祈念が終わってから行う場合もあります。お祈りするときには、住所と氏名を名乗り、いつも守って頂いていることへの感謝を申し上げ、お願いごとをするというよりも「○○できるようにお守りください」といった謙虚な気持ちを伝えると良いですよ。願いが叶うかどうかは自分の努力次第。がんばりたいことを誓うというのが、参拝の目的でもあります。願いが叶ったら、自身の努力の成果ではありますが、がんばれるように見守ってくれた神様のおかげだという気持ちをもって、ぜひお礼参りにも行くようにしましょう。参拝が終わったら参道を通って元来た道を戻ります。帰り道も真ん中を通らないように気をつけましょう。そして、鳥居をくぐって神社を出ることになりますが、このとき、くぐった鳥居に向き直って会釈します。また、参拝の帰りに寄り道をすると、福を落とすと言われているので、清らかな気持ちのまま、まっすぐ帰るのが良いとされています。

■ お賽銭について

お賽銭って、いくら入れれば良いのか迷いますよね。よく言われるのは"ご縁があるように"と"5円"ですが、実はほかにも縁起の良い組み合わせがあるのをご存知でしょうか?

◎ そもそもお賽銭とは?

お金を使うと、どうしても人間の金銭感覚から「願いを叶えてもらうための対価」として考えがちですよね。でも、お賽銭はそういったものではないし、高額であれば願いが叶うというわけでもありません。もともとお賽銭は、神仏にお供えするお米が始まりであると言われています。昔はお米に通貨のような価値があったのですね。米を撒くという「散米」から時代と共にお金が使われるようになり「「散銭」となって「賽銭」に変化したとされています。現在では、お賽銭のお金は神社の経営のためにも欠かせないものです。そういった意味から、神社にお参りさせて頂くための気持ちや、神様への感謝の心として考えるのが現実的ですね。また、しばしばお賽銭を投げ入れる行為に対して賛否が問われますが、神社本庁のHPには以下のように書かれています。

>お賽銭箱にお金を投げ入れるところをよく見かけますが、お供物を投げてお供えすることには、土地の神様に対するお供えや、祓いの意味があるともいわれています。しかし、自らの真心の表現としてお供えすることなので、箱に投げ入れる際には丁重な動作を心掛けたいものです。(神社本庁-お賽銭について)

つまり投げ入れるのは問題ないけど、心を込めて丁寧に入れましょうとの見解です。元々お賽銭には自身の穢れを託して祓うという考えや、賽銭箱に硬貨を投じるときの音で罪を祓うという説もあるので、投げること自体は基本的に問題ありません。ただし、投げたものが人に当たったり、賽銭箱や社殿を傷つけたりすることもあるので、できればポンと投げずに、気持ちを込めて丁寧に入れたいものですよね。

◎ お賽銭はいくらが良いの?

お賽銭の意味を考えてみたところ、やはりお賽銭は、お参りする人の「気持ち」なのだとわかります。もちろん決まりがあるわけではないので、いくらでもかまいません。この神社が好きだからずっと繁栄してほしい、願いを叶えてもらった感謝の気持を伝えたい、そんな気持ちがこもっていれば良いのではないでしょうか。一般的には5円や100円くらいが多いようです。ご利益があって良いことがあったなら、ちょっと奮発してみるともっと良い気分になるかもしれませんよ。お金は回ってくるものですしね♪募金と同じように、ひとりひとりが小額でも、たくさんの人が集まれば大きな力になりますよ。

◎ せっかくだから縁起を担ごう!

いくらでも構わないのなら、語呂合わせで縁起をかついで金額を決めてみましょう。言葉には言霊があるので、良い響きの言葉を選べば、福も寄ってくることでしょう。

【縁起の良い金額】
・5円:ごえん=ご縁がありますように。
・10円(5円玉・2枚):5円を重ねることで、重ね重ねご縁がありますように。
・11円:いいえん=良い縁がありますように。
・15円:じゅうごえん=十分ご縁がありますように。
・115円:いいごえん=いいご縁がありますように。
・415円:よいごえん=よいご縁がありますように。

このように"円"を"縁"に置き換えれば良いのです。5円玉のように穴の開いた硬貨は遠くまで先を見通せるから縁起が良いという考え方と、穴から福が落ちてしまうから縁起が悪いという両極端の考え方があります。縁起をかつぐなら良い意味を貫き通しましょう!

【縁起の悪い金額】
・10円(10円玉・1枚):とおえん=縁が遠くなる。※5円玉2枚なら良いとされますが、10円玉だと悪い意味になってしまいます。
・65円:ろくなご縁がない。
・75円:なんのご縁もない。
・500円:これ以上効果(硬貨)がない。

このように5円玉でも悪い意味になってしまうこともあります。しかし、こいうった語呂合わせは誰が決めたわけでもなく、考え方で良くも悪くもなります。定説にとらわれず、自分の手持ちのお金の組み合わせで良い意味になるように考えれば良いのです。たとえば感謝の気持を伝えるなら39円=サンキューなんてどうでしょうか。お賽銭は"気持ち"が大切ですからね。

(image by amanaimages)
(著:nanapi編集部)



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