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子どもの指にささくれが…。原因と予防、対処法を知っておこう!
かわいい子供の指に、かわいそうなささくれ…。かわいそうだけど、どうしていいのかわからないというお母さんもいるのではないでしょうか?ささくれというのは、爪の根元の皮がむけてしまって部分的に毛羽立った状態をいいます。東日本では「ささくれ」、西日本では「さかむけ」といわれます。では、ささくれができる原因と、その予防法を紹介したいと思います。
■ ささくれの原因
◎ 乾燥
冬にささくれができるのは乾燥が原因となる場合が多いです。冬の空気は乾燥しています。空気が乾燥していると、手の水分や油分も奪われてしまいます。手の水分や油分が不足してしまうことによって、肌が荒れてしまい、それが原因でささくれができるのです。
◎ 栄養不足
体が栄養不足の場合にも、ささくれができることがあります。子供はバランスの良い食事を食べていますか?ささくれができてしまっている子は、好き嫌いが多い傾向にあります。食事はできるだけバランスの良いものにしましょう。特に注意して摂取したいのは、たんぱく質、ビタミン、ミネラルです。たんぱく質は皮膚の原料となります。ビタミンやミネラルは肌の健康を促進してくれる働きがあります。逆にビタミンが不足することで、お肌の乾燥が進んでしまいます。すすんで摂取できるようにしましょう。
■ 予防法
◎ 保湿
乾燥肌の子や手の荒れが目立つ子は、こまめに保湿をしてあげましょう。手を洗った後やお風呂に入った後、工作をした後などが保湿をするタイミングになります。工作は、紙や粘土を触ることで手の水分や油分が奪われてしまうからです。また、手を口に入れたりする子供や赤ちゃんの場合には、小さい子用のハンドクリームや保湿剤を使用しましょう。
◎ 食事
栄養不足がささくれの原因となることもあるので、バランスの良い食事を心がけましょう。たんぱく質、ビタミン、ミネラルを含む食材を積極的に摂っていきましょう。たんぱく質は肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品に含まれています。ビタミンの中でもビタミンAは、皮膚の乾燥を防ぐ働きがあります。緑黄色野菜、うなぎ、レバーに多く含まれています。ビタミンBは血行を良くする働きがありますので、栄養を体全体に運んでくれます。イワシやたらこなどに多く含まれます。ミネラルは海藻類や煮干しなどに多く含まれています。ささくれを予防するためにも、バランスの良い食事を摂りましょう。
■ ささくれの対処法
もしささくれができてしまったら、爪切りなどで根元から切りましょう。子供が痛くないと思う範囲で切るようにして、切った後は必ず消毒をしましょう。砂遊びをするときなどはばんそうこうを貼って、ばい菌が入らないように注意することが大切です。もし、ばい菌が入ってしまうと、化膿して痛みが出てきます。絶対にしてはいけないことは、ささくれを引っ張ること。ささくれを引っ張って取ろうとすると、余分な皮膚までめくれて傷口が広がります。そうなると、ばい菌が入りやすくなってしまうので、引っ張らずに切るようにしましょう。
■ おわりに
小さな子供の指にできるささくれは、なかなか予防したり対処することは難しいです。しかし、ばい菌が入って化膿してしまうのもかわいそうですよね。お母さんができることを少しずつやってみてください。そして、子供のかわいい手を守っていきましょう。
(image by 写真AC)
(著:nanapiユーザー・いかくん)
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・【元記事】子どもの指にささくれが…。原因と予防、対処法を知っておこう!